ドラサンヴァルの歴史
1934年に、アンドレ・ドラサンヴァルの祖父がChassey le Camp(シャセ・ル・キャン）にあるLe cafe du centreというカフェを買い上げ、Auberge du Camp Romainを建てました。その場所の一角でアンドレ・ドラサンヴァルが1954年から1976年まで釜をもち、作品作りに取り組みました。
色とりどりの鮮やかな色彩と金の装飾が人気を博し、フランス・ブルゴーニュ地方で有名になりました。全盛期には、ランセル に作品を依頼されるほど有名になりました。
しかし、後継者が見つからずアンドレ・ドラサンヴァルの技術を受け継がれることはありませんでした。現在、市場に出回っている作品は1954年から1976年までに作られた物ということです。
上記はL’auberge du camp Romainについての記事です。A.DRESSINVALの歴史でもあります。
陶器について
独特な金の装飾は、純金を特殊な技法で陶器に貼り付けており、とても美しい輝きを放っています。一点一点全て手作業で作り上げられており、同じ物は一つもなく、どの作品も手作りならでわの個性を感じます。
金の装飾も、描き手の息遣いを感じるほど躍動的で、大きな魅力の一つです。
青の塗装に金の装飾は、幻の陶器とうたわれたセーブル焼きに引きを取らないほど、美しい色合いです。
作業場の写真です。全盛期は10名一緒に作業していました。
ボタンを作るための型です。当初は食器だけではなくボタンも作成していました。
上記Chassey le camp の写真です。